ピアノが弾けて良かったな、楽しい人生だった…と思って欲しい

可愛い小さな生徒さん達がいつか大人になった時に、留学先で外国の人と即興で合奏をして交流を楽しんでほしい。

仕事や育児で辛いときに…ピアノ演奏で救われてほしい。癒されてほしい。

ピアノや楽器演奏を通した仲間に囲まれて笑顔になってほしい。

だんだん身体が老いて出来ることが減ってきた時に可愛い孫達と楽器で合奏をして老人としての日々を明るく前向きに楽しんでほしい。

時を忘れる趣味を持ち老人ホーム等で季節の音楽や皆の知っている曲を即興で弾いて周りの人達の笑顔を見て自身も笑顔になり幸せを味わってほしい。

人生通して

「ピアノが弾けて良かったな、楽しい人生だった!幸せだったなー‼」と思ってもらえたら本当に本当に幸せです。

可愛い小さな生徒さん達が

幸せなお爺ちゃんお婆ちゃんになってくれることを夢見て

ピアノ教師をしています。

 

《お時間のある方は以下もお読み下さい。》

小さい頃からの夢でした…

母は私のピアノが長続きするように…と願いを込めて、6歳の6月6日にピアノ教室に初めて連れて行ってくれました。

当時の私「演奏の写真か…。これでいいのかな?いやー、カメラって緊張するなあ…(´・ω・`)💦」

↑ おーい、そこは鍵盤じゃないよー💦(^o^;)

当時の私「あー、カメラから解放されたわー(≧∇≦)bスッキリ✨」

↑ 口の中見えてますがな…(´・ω・`)💦 立派な二重あごも…(^o^;)

9歳を過ぎた頃から脳が発達したのか楽譜の読み方、練習の仕方が手に取るように理解出来るようになり、音楽の素晴らしさに目覚め、どんどん練習して憧れの曲を弾くことに夢中になっていました。

楽しいな!素敵な曲が自分の手の中に。

次の曲はもっともっと素敵な曲、早く弾いてみたいと常にワクワクしていました。

幼い私の演奏を誉めて楽しい気持ちにしてピアノの楽しさを教えて下さったピアノの先生…。

その頃には私も、いつも教えて下さるピアノの先生の様に大人になったらピアノを教える仕事をしたいとはっきり意識していました。

中学、高校、大学と夢に向けてピアノの日々

中学、高校と楽しくショパンやベートーヴェンを弾き、音大というものの存在を知り電車に乗って音大の先生にピアノを習いに行きました。

音楽大学でクラシック音楽を勉強し卒業後は、近所の音楽教室二ヶ所と自宅教室で音楽教師の経験を積ませて頂きながら演奏活動をしたいと思い
音楽事務所に入りました。

音楽事務所ではブライダルのピアノ演奏や演歌、カラオケ伴奏の奏法、コードで弾くポピュラーピアノを習得しました。

そこを卒業後はラウンジプレイヤーをしながらジャズの奏法に憧れて沢山のジャズピアニストの方々に弟子入りし、それだけでは飽き足らず
自分でジャズサークル「ひよこぐみ」を国立で立ち上げました。

辛い時もピアノが心の支えになりました

ジャズサークル「ひよこぐみ」では三年間程、月に四回、(または週に二回)ジャズセッションを通してジャズ奏法習得に夢中になっていました。(プロやプロ級の方々も含め、のべ40人程の沢山の方々がご参加下さいました。)

私の人生で一番辛く苦しかったこと…
子どもの病気(子どもの二度の全身麻酔の手術)、病院通い…

そんな時も私に寄り添い、暖かい希望、楽しさで私を包んでくれたピアノ…。

ジャズサークル「ひよこぐみ」で様々な職業の方々とアドリブ奏法や演奏法に頭を使っていると病んでいる暇はありませんでした。

明るく笑顔で家事、育児、ピアノ教室…

ピアノ教室の楽しさは
8歳だった小さな女の子が15年も習ってくれて小学校の先生になり大人の会話が楽しめること。

保護者(私)と先生(生徒さん)の本音激突教育論。PTAだねーこれは!と。
とても楽しい会話でした。

私「【真の子どもの成長】を阻害する様な指導の時ってありますよね?」

新米先生「指導要領と上司の指示(顔色)の方が絶対なので…【子どもの真の成長】より優先しています。ごめんなさい…」

二人「そりゃそうだよねー!(≧∇≦)b (二人で爆笑)」

お互いの変化が面白い…

10歳だった女の子が24年も習ってくれて大人目線で共に連弾で発表会に出て思い出を共有できること。
週に一回真剣に音楽に挑み(ウクレレ、アカペラハモり、ドイツ歌曲の巻き舌練習、ジャズピアノ、上級のソナタを探求する)
24年前の発表会の写真を見てお互いの変化に笑い合ったり…

とても辛い心境の時々に私は「ピアノ」に救われたのです。

生徒さんへ一番伝えたい大切なこと

一番伝えたいこと…

この様な経験をしてピアノ教室(講師)を30年弱続けているのですが
生徒さんへどうしても伝えたいことがあります。

それは、ピアノ演奏・音楽の楽しさ、音楽を通しての他者との楽しい関わり。
それは
「人生最高の癒しになり得る」ということ…

ピアノは脳に良いと先程書かせていただきましたが、一番伝えたいことではありません。

小さな時からピアノを習い、楽しみ
そして大人になり老人になり…
仕事や育児で辛い時も。また
子や孫に囲まれる幸せなひとときも…
ピアノと一緒に…音楽と共に…
音楽やピアノに囲まれて
幸せに笑っているおじいちゃんおばあちゃんになってもらえたら…
「ピアノを習っていて本当に良かった!
人生楽しかった!」
そう思って頂けたら本当に嬉しく思います。

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